サンチャゴ巡礼<北の道> 17日目 (ペスエス – リャネス 27.9キロ)

サンチャゴ巡礼(北の道)2025年春

久々に日本人に会う。いい雰囲気の街のお洒落な宿に宿泊。

ホテルはカミーノ向けではないので朝食は遅く8時半から。パン、各種ハム、チーズの他に珍しく缶詰のパイナップルや桃もあり。1時間ほど歩くと州境の街でウンケラに到着。州境の川にかかる橋を渡るとカミーノで3つ目の州であるアストゥリアス州である。北の道では4つの州を歩くが大体どの州も同じくらいの日数がかかるのでほぼ半分の道のりを来たと言える。アストリア州に入って間も無くの坂道で前を歩く夫婦がモンベルのリュックを背負っているので声をかけると、札幌から来た70代くらいのご夫婦だった。日本人に会うのはビルバオ以来10日振りである。

ウンケラには中華と日本食を出す店があったが、10時なのでもちろん開いていない
州境の橋の対岸はオレンジ色の屋根が美しい

今日道は案内も少なくは何度か道に迷う。この頃から真っ直ぐ進んだ方が早そうな道は巡礼路でなくても進むようにした。午後からはまた小雨模様。途中からカミーノは見かけず、カフェも少ない。目的地の7キロ前でキャンプ場のレストランがあり、やっと今日2回目の休息を取ることができた。レストランの中はボーイスカウトっぽい中学生の団体でいっぱいだったが、すでに食事は終わりかけているようでカフェコンラチェはすぐに頼むことができた。

こんな道を通るのかと思ったら、やっぱり間違いだった
美しい教会
カフェコンラチェにはお菓子を付けてくれた

今日は距離もそこそこあり、出発も遅かったので16時を過ぎてリャネスの街に到着。リャネスの街はちょうどいい規模ののんびりした街で、いい雰囲気。

リャネスの街は港へ向けて川が流れており、いい雰囲気

雰囲気アルベルゲは新しく機能的で綺麗だった。受付を入るとパルがあり、飲み物も買える。部屋では陽気なアルゼンチン人に話しかけられる。最近、東京を訪れて気に入ったそうで、浅草、渋谷、表参道、お台場の話を楽しそうにし、写真も見せてくれる。
今日は昼抜きだったが、朝食をしっかり食べたせいか、そんなに腹は減っていない。宿の近くのカルフール・エクスプレスでビール、赤ワインのレモン割り、ポテチ、電子レンジでチンする肉団子、ヨーグルト、惣菜パンを買う。カルフール・エクスプレスはスペインのスーパーに比べて惣菜や飲み物の種類が多いので好みである。長年応援しているヤクルトは今日も2点しか取れずに負け、連続試合得点2点以内のプロ野球新記録を作ったようだ。日本では毎日試合を見るが、史上でも最も弱い時期に日本にいなくて、逆にラッキーなのかと考える。

アルベルゲの外観
室内はとてもカラフル
カルフール・エクスプレスで買ってきた夕食

Llanesの宿(2025年6月4日泊)
Albergue Hostel Llanes ☆☆☆☆(個人的評価)
・€23
・ドミトリー、2段ベッド(カーテンあり)
新しく清潔で内装もおしゃれで居ごごちが良い。共用スペースも多くあり、バーや設備が揃ったキッチンもあり快適に過ごせる。町の中心部にあり、レストランやスーパーも近くに多くあり。

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