サンチャゴ巡礼<北の道> 2日目 (イルン – サンセバスチャン 26.8キロ)

サンチャゴ巡礼(北の道)2025年春

急な山道を超えて美食の都へ

巡礼路最初の夜は周りのいびきがうるさく、少々寝不足だった。2階のドミトリーから1階に降りて朝食を食べる。パンとコーヒーの簡単な朝食だが、パンは色々種類がありトースターで焼くこともできる。ノルウェーに住んでいる韓国人の老夫婦、自転車で自国から来ているオランダ人の男性らと歓談する。

街を出る所で最初の矢印発見。巡礼路ではこの矢印を確認しながら歩くが、それでも見過ごしたりして道を誤ることも多く、Buen Caminoというアプリの地図を確認しながら歩く。Buen Caminoは非常に便利なアプリでその日の起点と終点の町を選ぶと当日のルートが表示され、自分がどこにいるかも表示される。宿、レストラン、見るべきポイント、重要な分岐点なども表示される。この辺りは犬が放し飼いになっているので注意というような情報も見ることができる。宿は設備、価格、口コミ情報などが表示される。リンクしているBooking.comに飛んで、そのまま予約することもできる。

初日はいきなり540mのハイスキベル山越えなどアップダウンの激しいコース。ハイスキベル山の山頂を越えるルートと中腹を越えるルートに分かれる。山頂を目指すルートを目指したつもりが、いつの間にか道を誤り山の中の細い道を歩いていると突然後ろから猛ダッシュしている犬にすぐ横を追い越され驚く。熊や猪でなくて良かった。

山を降りると小さな漁村のパサイアへ到着。海と家並みが美しく、観光客も多い。ここでは渡し船で対岸にわたる。

パサイヤの港に降りる階段
渡し船に乗るための桟橋
対岸からの風景

対岸に着いて歩き始めると、アメリカ人ぽい団体の観光客や地元の女性に話しかけられ、激励される。この辺りはサンセバスチャンやビルバオと合わせて廻る観光客が多いのだろう。おお、これがカミーノかと言い合っており、カミーノも観光客にとっては観光の対象という感じ。

パサイヤを過ぎると再び急な山道。山登りは快調で誰にも抜かれなかったが、下りに入って少し足にき始めた。昨日と違って天気は良く、山道から時折見える海が美しい。四国のお遍路で言えば、高知県から愛媛県に入る宿毛あたりの美しい景色がずっと続く感じである。

山を降りるとやっと今日の目的地であるサン・セバスチャンが見えてくる。

山を降りる途中で見えてきたサンセバスチャンの街

サン・セバスチャンと言えばビルバオと並ぶ美食の都でピンチョスが名物。まだ14時でホテルのチェックインまで時間があったのでホテルに近いBar Bergaraでピンチョスを食べる。ここはサン・セバスチャンで最初に創作ピンチョスを始めたレストランとして有名だそうだが、早い時間なせいか幸い席は空いていた。ビールとともにピンチョスを3つ食す。どれも個性的でとても美味しい。昼食を我慢しておいて良かった。

Bar Bergaraのピンチョス(右の2つも)

ホテルで少しゆっくりした後、散歩に出かける。まだ春の陽気で19時近いのに海岸には海水浴客もいる。ちなみに夏時間ということもあり日没は22時頃と遅い。

19時前のビーチ
グロス地区の広場

美しい市内を散歩した後、昨日は雨で洗濯物を干せなかったのでホテル近くのコインランドリーで乾燥機を使う。操作に戸惑っていると店にいた女性が親切に教えてくれた。乾燥機の待ち時間にの合間に再びBar Bergaraでピンチョスを食べる。ここはグロス地区というエリアだが、橋を渡り20分ほど歩いて賑やかなエリアの旧市街へ行く。旧市街には有名バルが集まっているが、どのバルも道に客が溢れる大混雑で入りづらい。比較的空いているバルを2軒ほどハシゴする。

再びBar Bergaraのピンチョス
旧市街で食べたピンチョス(右も)

ホテルはロビーなど綺麗だがドミトリーの客はカミーノだけでなくバル目当ての観光客も多いせいか夜中の12時過ぎても部屋でうるさくしており、思わず『Please be quiet!』と叫んでしまった。

San Sebastianの宿(2025年5月20日)
Koba Hostel ☆☆☆(個人的評価)
– ホステル、38€
– Booking.comで予約可
– ドミトリー部屋多数、2段ベッド(8名同室、カーテンあり)、中庭に外干しOK
San Sebastianは観光地のため宿が高くドミトリーでも個室並みの料金。ロビーなどはおしゃれで綺麗なホステルだが、カミーノ以外も泊まっており、私の部屋は夜まで騒いでいる人がいた。

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