サンチャゴ巡礼<北の道> 23日目 (クディエロ – クエルアス 32.1キロ)

サンチャゴ巡礼(北の道)2025年春

道に迷い幹線道路を長く歩く最もしんどい日

宿の2階を出たところにあるテラスでにて、昨日買ったパンと宿の自動販売機で買ったコーヒーで朝食を食べる。昨日ワインを飲みすぎたせいか、朝から調子上がらない。今日のルートは山越えと海沿いの2つのルートがあるが、山越えのルートは17キロの間店が無くアップダウンが激しいようなので海沿いのルートをいくことにする。サンチャゴまで残り280キロの看板があり、残りは全体の1/3だ。

サンチャゴまであと280キロ。残りは約1/3だ
分岐点にある地図
真っ直ぐが山側ルート、右が海沿いルート

公式ルートは山越えの道のようで、Buen Caminoのアプリには海沿いの道は表示されない。海沿いのルートは幹線道路の周りにある山道や田舎道を進むのだが、ルートはうねっており、途中の山道で迷った末に幹線道路にやっと合流したが本来のルートがわからない。仕方なく歩道がなく交通量の多い幹線道を歩くが、遠回りで長く、日差しが強く暑い。今日は実質40キロ近くかかった気がする。今までで一番できつい一日だった。昨日は巡礼路から外れた村に泊まったが、多くのカミーノはその10キロ先のSoto de Luinaに泊まったと思われ、カミーノにもほとんど会わない。

山中を蛇行する幹線道路を抜けて、久しぶりに人里が見えてきた


このままだと宿に着くのが遅くなるかと思いピッチを上げ、17時半ごろにやっとクエリアスにある宿に到着。この街で唯一の宿であるアルベルゲはできて間も無いため新しく清潔だった。この所、(堕落して?)ホステルの個室に泊まることが多かったが、今日からは5日連続でアルベルゲ泊である。アルベルゲは知り合いに会ったり同宿者と仲良くなったりすると楽しいが、プライバシーは無いので疲れることもあり一長一短である。
宿の周りは何も無いところだが、小さなスーパー(というか雑貨屋?)だけは宿の隣にある。サイトでの宿の夕食の評判はあまり良く無かったので、スーパーでビールを買い、残りのポテチとパンで寂しい夕食をとる。スーパーへ行く途中でブルガリアの女性に再会し宿の値段を聞かれる。ここで泊まるか先のもう少し大きな街まで行くか迷っているようだ。
夜は時間があったので、残りの日程を全て決めて、サンチャゴの帰りの飛行機に乗るポルトとストップオーバーするイスタンブールを含めて残り全ての宿を予約した。

今日の宿

Queruasの宿(2025年6月10日)
Albergue La Valga ☆☆☆1/2 (個人的評価)
・€26.1(朝食付き。夕食は€15くらいの別料金)
・ドミトリー、2段ベッド(カーテンあり)、外干しOK
最近できたアルベルゲで設備全体が新しく綺麗。隣に小さなスーパーがある以外は周りに何も無い。新しい宿なのでベッドバグ対策を徹底しているのか、1Fに靴とバッグを置いて荷物は必要なものをカゴに入れてベッドのそばに持って行くようになっている。

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