サンチャゴ巡礼<北の道> 4日目 (ゲタリア – ムツリク 22.4キロ) & コラム:北の道の宿

サンチャゴ巡礼(北の道)2025年春

カミーノから外れた港町のホテルへ

朝は昨日の残りのクラッカーとヨーグルト2つ(ヨーグルトはスーパーで4つセットだと1ユーロくらいでなので、つい4つ買ってしまいがち。単品の方が割高だが味はいいものが多いが。)と宿のコーヒーで簡単にすます。7時頃に宿を出ようとするとかなりの雨が降っており強風も吹いているが構わず出発。町を出て坂を登ると間もなく雨も風もおさまり、海を見ながら進む。

ゲタリアを出るとすぐに高原の道。雨上がりの風景が美しい。
スマリアの港町が見えてくる

8時半頃にスマイアの港でカフェに入る。朝食は少なかったのとせっかくチーズケーキの本場のバスク地方に来ているので、カフェコンレチェと一緒にチーズケーキを食べる。

ここのカフェは複数の種類のトルティーヤやケーキ類などメニュー豊富だった
本場のバスクチーズケーキは美味しかった

日本から持っていったタバコが尽きかけたのでタバコ屋で補給。タバコ屋はどこも同じ外観でわかりやすくある程度の規模の町には必ずある。タバコは日本より高く、パッケージは健康被害を訴えるグロテスクな画像が占めているが、歩いていると一休みする度にどうしても吸ってしまう。パッケージにはニコチンやタールの量の表示が無いのでどの銘柄がいいかわかりずらいが、途中からはマルボロを買うようにした。。

デバでの町で13時頃カフェに入りカフェコンラチェ、トルティーヤとタパスを食す。デバの先にはイビリクオーターにアルベルゲがあり、昨日泊まった宿のオスタビレロもいい宿とは言っていたが、ドミトリー続きだったので今日はカミーノから少し外れたムツリクという港町にあるホテルを予約した。カミーノのルートから外れた山道を通るためBuen Caminoのアプリの地図があてにできず少々道に迷う。
ホテルはムツリクの町から少し登った周りに何も無い所にある。受付に人はおらず予約したBooking.comから連絡のあったパスコードで入るのが不安だったが、思ったより簡単に入れた。高い(この旅で泊まった宿でダントツ高かった)だけあってとても綺麗で、ベッドルームは部屋の中の階段を登った中二階にある。
坂を降りて街に出るが、飲食店は地元民で賑やかで入りずらい店一つしか無し。スーパーもしょぼい店しか無く、豆菓子、バナナ、カップ麺を買う。スーパーにはフォークも箸も無かったが、幸いホテルにコーヒー用のマドラーがあったので箸代わりにする。ちなみにカップ麺はどのスーパーでも味の素が絡んでいるらしいYATEKOMOの一択(カップ焼きそばもある)。不味くはないが味が薄く、具は無く、量も少ないのでかなり物足りない。

ホテルには入り口は無人で、右のパネルにパスコードを入れて入る。
港町ムツリク

北の道コラム)北の道の宿
私が利用した宿は大きく(1)公営アルベルゲ (2)私営アルベルゲ (3)ホステルの3つ。それぞれの特徴は以下の通り。
(1)公営アルベルゲ
(良い点)
・安い(Donation(寄付制))
・コミュニティディナーなどで同宿者やオスタビレロとの交流が生まれやすい
(悪い点)
・ベッドにカーテンが無いなど設備が簡素
・予約不可のため、早い時間にチェックインしないと満員の場合がある
(2)私営アルベルゲ
(良い点)
・そこそこ安い(€15-30程度)
・アルベルゲによって個性があり、おしゃれだったり、共用設備(キッチン、テラス)が充実している宿は過ごしやすい。
(悪い点)
・宿によって当たり外れがある。
(3)ホステル
(良い点)
・プライバシーが保たれ、落ち着ける
・バス、トイレ付きの場合、便利
(悪い点)
・洗濯物を干すスペースが無い
・他のカミーノと交流する機会が少ない
・高い(€30-)

私は最初の頃は公営アルベルゲも利用していたが、14時くらいの早い時間に行っても満員で断られたことが何回かあり、かといって15時くらいまでは歩きたいので、途中からは私営アルベルゲとホステルを併用するようにした。私営アルベルゲの方が交流があり楽しいが、気疲れもするので、平均すると3回に1回ホステルという感じ。ほとんどの宿はBuen Caminoのアプリに連携しているBooking.comからオンライン予約できる。Booking.comから予約できない宿は電話かWhatApp(メタ版LINE)で予約できる。私は電話は使わなかった(使えなかった)が、途中から定型分をコピペしたり翻訳アプリを利用してWhatsAppでスペイン語のやり取りをしたこともあった。
このブログでは参考までそれぞれの日のブログの末尾に、その日に泊まった宿の特徴と個人的評価などを記したが、Booking.comなどの口コミ評価を参考にして宿を選んだこともあり、平均的に良い宿が多かった。中でも良かった宿は以下のとおり。
1)自然に囲まれ、カミーノやオスタビレロと触れ合える公営アルベルゲ
・Albergue de peregrinos del Monasterio de Zanarruza(Zanarruza, 5日目)
・Albergue La Cabana del Abuelo Pauto(Guemes,12日目)

2)清潔でおしゃれ、設備の整っているコスパの良い私営アルベルゲ
・Casa Loopez Hostel(Laredo,11日目)
・Albergue Hostel Llanes(Llanes,17日目)
・Albergue Xabarin(Abadin,27日目)
・Parga Natura Alojamiento(A Pobra de Parga,29日目)

3)オスタビレロが親切なアルベルゲ
・Hostel Getaria(Getaria, 3日目)
・San Roque Hostel(Navia,24日目)

Mutrikuの宿(2025年5月22日泊)
Pension Mendi Azpi Rooms. ☆☆(個人的見解)
・ホステル、91€
・個室(ベッドルーム別)、干し場無し
高いだけあって広く清潔。寝室は2階。キッチンは無いがポット、冷蔵庫、コーヒー・紅茶あり。巡礼路から2キロくらい外れた美しい港町にあるが町の中心部からも少し離れている。価格も高く、巡礼路に戻る時間がかかるでカミーノ向けでは無い。無人チェックイン。

コメント

タイトルとURLをコピーしました