四国八十八か所歩き遍路27日目 (まつちや旅館 – ホテルAZ内子)

卯之町、大洲、内子の古い街並みを歩く

早朝、食事前に卯之町を散歩。最近リニューアルされた駅はライトアップされて美しい。朝食後、女将さんからお接待のおにぎりをもらう。

出発後、卯之町の小中学校は教育が行き届いているのか、すれ違う自転車の中学生のほとんどがお早うございますと挨拶するのが気持ちいい。お遍路に挨拶する小中学生は多いが、ここまで徹底されているのは珍しい。ちょうど通学どきだったので、50人以上から挨拶をもらった。

2時間ほど歩き、鳥坂トンネルの手前の休憩所で三重の短パンの人に会う。トンネル内の歩行は危険なので遍路道行った方がいいことを教えてあげる。昨日全ての宿を予約して5月1日に結願予定で今日は大洲泊まりとのこと。私はその先の内子まで行く予定。自分は遅いから先に行ってくださいとおっしゃったので先に出る。ここ数日毎日会ったがもう会えないかな。

遍路道が終わると56号を通る道が多い。ダンプなどの交通量が多く、暑くて不快。大洲に入り、<まちの駅>でおにぎり食べる。街並みが綺麗で日本人、中華系の観光客も多い。56号沿いは全国チェーンの店がずっと続く。首都圏だとどの都市でも見かける風景だが、四国では高知市以来だ。店が多いのは便利だが歩くのは徳島、高知の方が楽しい。

帝京五高校のそばの私営のベンチで小休止していると、そこのおじさん現れ、昔住んでたという吉祥寺周辺の会話する。そこから少し行った休憩所には広島から来て松山から逆打ち野宿で廻っている75才の人がおり、しばらく雑談。60才で始めて4回目だが、野宿はこれが最後かなとのこと。この辺りで遍路道であうのは8割が外国人。日本人は幹線道路を歩く人も多いが外国人はお遍路アプリで遍路道を確認しながら歩くからか。遍路道の方が木陰多く涼しいし、風景変わるので時間感じないのにねと同意。

内子のホテルAZに15時30分着。暑かったでシャワーが心地よい。夕食はビュッフェスタイルで990円飲み放題のためビール4杯、ハイボール2杯をのみ爆睡。