サンチャゴ巡礼<北の道>11日目 (カストロウルディアレス – ラレド33.5キロ)

サンチャゴ巡礼(北の道)2025年春

気分は復活。快晴の海は美しく、宿も快適で良い一日!

昨日寝た後にも何人かチェックインしたようで、朝起きると、いつのまにか宿泊者は10人に増えていた。公営アルベルゲに満員で泊まれなかった人が流れて来たのだろう。今日も晴れ模様で、宿のある高台からプール越しに見える朝日が綺麗だ。宿にはコーヒーメーカーがあるがコーヒーもカップも無いので、お湯だけ沸かして、日本から持参したマキシムのスティックコーヒーを昨日スーパーで買ったカップで飲む。これも昨日スーパーで買ったパイ的なものを食べるがあまり上手くないし数が多く飽きたので半分を隣に座っていた自転車で廻っているお兄さんに差し上げる。

今日も天気良さそうなので初めて短パンを履くことにする。軽くて涼しく快適だ。短パンは藪を歩いたりするときに気になるが、トレッキングパンツよりも格段に歩きやすい。この日以降は毎日短パンで歩いた。右足の甲の靴擦れする箇所もテープを毎日貼るようにしてからは痛みもなく快調である。今日は30キロ越えの工程でもあり、足の調子も良いので、いつもより早く歩く。しばらくすると海岸線に出て景色が美しい。カフェでカフェコンラチェを飲み、水も買う。

気持ちの良い海沿いの道
カフェ休憩したIslaresから見下ろす海水浴場施設。ここからは左折して南に向かう。

北の道では基本、午前中に西に向かうので太陽は後ろだが、ここからはしばらく南向きに歩くので暑さを一層感じる。ちなみに、この時期の日の出は6時台、日の入りは10時頃なので15時くらいが太陽が真南にある。
その後山を越えてやっと店があったのでトルティーヤで簡易な昼食。暑いのでビールが美味い。水も補給。再度山登りで結構な急坂でその後も尾根沿いの道が続くが海沿いの景色は美しい。山を越えるとLaredoの町が見えて来た。

ややレアなトルティーヤが美味い
この辺りはこういう崖沿いの道が多い
Laredoの町が見えてきた

今日の行程は長いので16時くらいの到着になるかと思っていたが14時半に宿に着く。チェックインは15時なので開くまで宿の隣のバルでビール飲む、途中抜かされた若い二人組も同じように待っている。宿はすごく洒落ていてスタッフも親切。同宿のにこやかなベルギー人女性と挨拶する。後から思うとイルンの観光案内所とアルベルゲで最初に会ったカミーノだ。部屋は4人部屋で、若いアルゼンチンの兄さんは41キロ歩いたそうで疲れていた。今日は昨日と違って気分も上がり目で、コースもこれまでで一番綺麗、ホテルも良く、いい1日だった。このところのサンドイッチやポテチの夕食に飽きたのでレストランを探したが、20時前はどこもやっておらず。結局スーパーで冷凍パエリア、朝用にカップ麺を買う。屋上のテラスでピスタチオをつまみにビール2本飲み、施設が充実しているキッチンでパエリアを温めて食べる。冷凍パエリアはなかなか悪くなかった。

アルベルゲは15時から受付
おしゃれな通路
共用スペースも多い

Laredoの宿(2025年5月29日泊)
Casa Loopez Hostel ☆☆☆☆☆(個人的評価)
・私営アルベルゲ、€23
・ドミトリー、2段ベッド(6名同室)、外干しOK(共用ルームの窓の外にあるロープに干す)
新しくおしゃれな室内。共用ルーム、テラス、キッチンなど設備も充実している。スタッフも親切。ロケーションも良い。

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