長嶋さんの死。3日連続個室、4日連続Menu dl dirと堕落?
朝は昨日買ったバナナ、みかん、エスプレッソと昨日のホテルの朝食でストックしたリッツ的なクラッカー。昨夜はほとんど食べなかったのでこれだけでは物足りない。ちなみにスーパーで売っているパック入りのコーヒー飲料はエスプレッソでも甘ったるい。今日の宿のチェックイン時間は遅いので、ゆっくり9時10分前に出発する。午前中は海沿いのルートで景色は美しいが、あいにく今日も朝から小雨模様。途中は一切店が無く空腹の中、2時間以上歩き、やっとサン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラの街が見えてくる。



川を渡り、サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラの港で今日初めて見る飲食店であるカフェに入り、クロワッサンにチーズ挟んだものをカフェ・コンラチェとともに食べる。ヨットなど浮かんでおり晴れていたら綺麗な街なのだろう。途中でスマホを見ていたら長嶋茂雄さんが亡くなったことを知り、スマホでサザンの『栄光の男』を聴きながら歩く。雨が強まる中さらに2時間歩き、途中のカフェでコーラを飲んで休憩。ホテルのチェックインは17時なのでゆっくり目に歩いたが、それでも15時頃に着いてしまった。
今日のホテルは巡礼路から少し外れた幹線道路沿いにあるホテルで、おそらくカミーノで泊まる人は少なく、大半は車で移動する人だろう。ホテルに入ると1階はレストランになっており、そこがホテルのフロントも兼ねているようだ。チェックイン時間前だが、駄目元で早めに部屋に入れないか聞いてみると、部屋には入れるがランチを食べるなら先に飯食えとのこと。もうランチの時間が終わるからか?これで昼食は4日連続のMenu del dirである。今日のコースもワイン1本が付いていて、1品目のパエリアは量多く海老ももたくさん入っている。2品目はアジ(?)の塩焼きのサラダとフライドポテト付き。



ホテルの廊下は暗く、部屋の鍵をまわすのにはスマホのライトをかざさなければならなかった。後で気付いたが廊下に照明のスイッチがあり、通る際にはスイッチをつければ良かった。一定時間が過ぎると照明は消えるようになっており、スペイン流の一般的な省エネシステムなのであった。昼食(といっても15-16時がが)のボリューム多かったので、今夜も夕食は抜き。フロントでビールを買い、ホテルの入口横でタバコを吸いながら行き交う車と山々を眺める。スペインは屋内は禁煙だが、ホテルやレストランの外やテラスにはたいてい灰皿が置いてあり、タバコ吸いにはありがたい。いつの間にか雨は上がっていた。


Pesesの宿(2025年6月3日泊)
Hostel Baviera ☆☆☆(個人的評価)
・€35(朝食付き)
・個室(バス・トイレ付き)
幹線道路に面しているホテルで、1階はレストランになっており、地元の客(多分)で賑わっている。ホテルとしては朝食付きの個室で35ユーロとリーゾナブルだが、チェックインが17時と遅いのでカミーノ向きでは無い。巡礼路から歩いて5分ほど離れている。
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