工業地帯を抜けて、カミーノの日本人レジェンドに会う
6時に起床し、宿で簡易な朝食を取って7時に出発。ヒホンの街に入ると日曜なのにバルが開いていたのでカフェコンラチェを飲む。ヒホンの街は大きくて、街を出るまで結構時間がかかった。ヒホンの街を出た所と今日の目的地のアビレスの手前は工業地帯であり、幹線道路を通ることになる。あるブログには電車で行った方がいいつまらない道とあったが、ちょっと言い過ぎかもしれないが気持ちはわかる。



今日もしばらくは店が無く、11時半にやっと見つけたバルに入り、喉が渇いたのでカフェコンレチェを2杯飲む。この所、歩くペースができ、足の痛いところも無いので快調に進む。ただ、足は快調だが、肩は2時間歩き続けると痛む。早く着きすぎることもあり、目的地手前の公園でしばらく時間調整の休憩を取る。14時にアビレスの街の入り口にある宿に到着。インターホンの押し方が分からず、入るのに少し時間を要した。

アビレスはアストゥリアス州で3番目に大きい街で、避暑地としても有名なようで、レストランやバルのテラスで寛ぐ人も多い。寿司屋があったので久々に日本食を食べようかと思ったが22ユーロの定食の中身が店の外のメニューでは分からず、寿司自体は食べたくないので、向かいにあったレストランへ入る。18ユーロのMenu del dirを食べていると日本人ですかと声をかけられた。北の道では日本人の夫婦のカミーノには2組会ったが、ソロで歩いている日本人は初めてだった。向こうは食べ終わった所だが、こちらのテーブルに座られてがしばらく話す。現在80歳くらいで、2007年から毎年(!)サンチャゴ巡礼をしているカミーノの大ベテランの方だった。元々スペイン語圏関連の仕事をされているのでスペイン語はペラペラで、現在は日本でスペイン語圏の患者向けの医療通訳をされているそうである。名刺をいただいたので後でググったらカミーノ関連の講演もされている人だった。


Avilesの宿(2025年6月8日泊)
Puenta Azud ☆☆☆(個人的評価)
・€41.8(朝食は€5の別料金)
・個室(バス・トイレ付き)
町の入口にあり、中心部までは歩いて10分弱ほどかかる。スタッフは感じが良く、朝食は別料金だが温かいベーコンやトルティーヤもあり充実している。
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