サンチャゴからバスに乗り、魔女の宅急便の世界へ
サンチャゴからの帰りは列車やバスでマドリッドまで行くかサンチャゴの空港から国内線でマドリッドやバルセロナに行く方が一般的かもしれないが、私はバスでポルトに出てポルトの国際空港からイスタンブール経由で成田に帰ることにしていた。サンチャゴからはマドリッドよりポルトの方が近いし、ポルトガルには行ったことがないので寄ってみたかった。サンチャゴ巡礼には北の道と並んで2番目にポピュラーなポルトガルの道があり、リスボンからポルトを経てサンチャゴに通じている。次にサンチャゴ巡礼に行くならポルトガルの道がいいかと考えていたので、今回はその下見も兼ねている。北の道を歩く外国人と話しているとポルトガルの道の経験者も多かった。彼らの話によると、リスボンから歩くよりも途中のポルトから歩く人の方が多いようである。
朝7時過ぎに宿近くで朝食を取れるカフェを探すが、日曜日のためどこも開いていない。仕方ないので宿をチェックアウトし、20分ほど歩いてサンチャゴ・デ・コンテスポーラ駅に向かう。ここは鉄道の駅であるがバスターミナルも兼ねているはずであるがバスターミナルが見当たらず、案内版も見当たらない。駅の職員らしき人に聞くと、どうやら駅の西側の通路を通って駅の逆側に行くらしい。バスターミナルには広いテラスのあるカフェがあり、カフェコンレチェとともにハムサンドとドーナツをいただく。バス待ちの列には二日間夕食会でご一緒した横浜から来たIさんもいた。


途中2,3箇所を経由したが道は空いていたようで予定より30分ほど早く12時半にポルトのバスターミナル着。ポルトのバスターミナルのCampanha Bus Terminalは中心部から東に歩いて1時間くらいのところにある。そのくらい歩くのは巡礼で慣れているのでIさんと一緒に歩くことにした。ポルトはポルトガルで2番目に大きな都市で観光都市である。昨日まで知らなかったが、すごく運の良いことに明日は聖ジョアン祭という夏至を祝う1年で最大の祭りらしい。街中に近づくにつれて祭りを祝う飾りも増えて来た。歩いているうちにだんだんまともそうな店も増えて来たので、13時過ぎにステーキ系のレストランでリブロース、チョリソー、ポテトフライを食べる。暑いので私はビール2杯も。Iさんは添乗員の経験もある旅慣れた人で、ポルトの後はリスボンにも数日寄って帰国するらしい。明日以降は適当に連絡し合いましょうということにして、それぞれの宿に向かう分岐で別れる。

Bookin.comで予約した宿からは昨日、設備の都合で泊まれなくなった(!)と連絡があった。本来3倍の価格の宿を当初の価格で利用できるのでそこでいいかと聞かれたので、仕方なくOKする。部屋に入るには民泊のように部屋と別の建物にあるキーボックスに鍵を取りに行き、その鍵でアパートの入り口と部屋を開ける仕組みになっている。キーボックスがある建物もアパートも住所しか知らされていないので少々不安だったが、両方ともすぐに見つかり、無事に部屋に入れた。当初の3倍の定価だけあって1LDKの広々とした部屋で中心地にも少し近くなったので、結果的には得をした気分である。


洗濯してひと休みした後に外出し坂道を降りてドゥエロ川の河畔に行く。ポルトは坂の街で、宿があるポルトの中心地は川の北側斜面にあり、行きは良いが帰りは坂をずっと登って帰ることになる。街の中は明日が聖ジョアン祭ということもあってどこも賑やかだが、景色の美しい河畔はとりわけ人が多い。

しばらく河畔を散策した後、ドゥエロ川にかかるドン・ルイス1世橋のたもとからケーブルカーに乗って中心地へ戻る。


夕食は宿近くで味噌ラーメンを食べる。麺は柔らかくスープはぬるめだが、チャーシュー、メンマ、味玉、海苔も入っており日本のラーメンは再現している。ラーメン屋の近くにカジノがあったので覗いてみたが、ビンゴオンリーのカジノで大勢の人が数人ずつテーブルを囲んでひたすらビンゴをやっており他のゲームは無かったのですぐに出る。本格的なカジノは数キロ離れた海沿いのリゾートホテルにしか無いようだ。




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