四国八十八か所歩き遍路12日目 (ファミリーロッジ旅籠屋 – 金剛頂寺 – ホテルはなり)

四国お遍路2024年春

沈黙の1日

宿の無料サービスのパンとコーヒーで朝食を簡単にすます。30分ほど海沿いを歩いた後に山道を少し登り26番礼所金剛頂寺に到着。

この日は金剛頂寺の登り下り1時間以外は終始海沿いの道。晴れて空と海が青く気持ちが良い。高知のへんろ道はほとんどが海沿いで、お店は少ないが歩いていて気持ちが良い。瀬戸内側に行くと店は多いが交通量が多く海から少し入った国道を歩くことが多いので、高知を歩くのが一番好きという人が多かった。昼食にと当てにしていたうどん屋が休みで他に食事処もコンビニも無いので、海岸のベンチでカロリーメイトやスナックをお昼代わりに食べる。一日歩きずめで昼も軽く済ませる事も多いので体重はだいぶ落ちた気がする。

この日は金剛頂寺以外では途中ほとんどお遍路に会わず、何もない海岸沿いなので地元の人にも会わず宿に着くまで納経所以外では人と会話しなかった気がする。また、昨日バスに乗って1日分ワープしてしまったので、これまで会った人には全く会わなかった。この辺りから足の調子が良くなり歩くペースが早くなったので、徳島で会った人たちにはこの後も誰も会わなかった。
途中の郵便局から軽量化第二弾としていくつかの物を自宅へ送る。
快調なペースで歩きホテルには14時に到着。チェックインは15時からのため、いったんホテルに荷物を預け、奈半利の駅の方へ散策に行く。時間あるので前から興味のあったモネの庭園(モネの絵画に出てくる風景を再現した庭園)に行こうかと思ったが、駅から出るバスの時間は会わず、歩いて往復1.5時間かける気にもならず、駅近辺を散策して15時にホテルに戻る。1日8時間くらい歩いているので荷物無しの軽い体で往復1.5時間くらい歩こうと思えば歩けるがおへんろ道を歩くという義務感が無いとつい億劫になって観光名所に行くのをためらってしまうことが多い。
本日の宿はホテルなはり。風呂は露天風呂もあり、夕食も良いが、安いプランのせいか品数は少ない。近くに蔵元がある土佐鶴をいただく。ここは食事処としても営業しており、食事をしているのは宿泊客よりも外からの利用客が多いようだ。

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