四国八十八か所歩き遍路13日目 (ホテルはなり – 神峯寺 – ホテルタマイ)

四国お遍路2024年春

ビジネスホテル続きで人恋しくなってきた

7時半過ぎにホテルを出る。腱鞘炎はほぼ治ったようでスピード上げて歩けるようになった。27番礼所までは1時間近く急な登り坂だが快調に数人を追い抜かす。車道はつづら折りになっているがその間を遍路道がまっすぐ伸びている。遍路道の途中には桜が咲いて美しい。

神峯寺手前の遍路道に咲く桜

27番礼所神峯寺に到着。

神峯寺

登る途中で抜いた際に会話したサンチャゴ巡礼経験者の外国人夫妻に下りですれ違う。奥さんの方が登りに苦労しているようだ。
ちなみに歩き遍路のほとんどは一人で歩いている。たまに外国人で何人かで連れ添って歩いているグループはいるが二人で歩いているのは日本人も外国人もそのほとんどは夫婦である。それぞれ歩くスピードは違うし、それはその日の調子によっても異なる。速い方はペースを落としたり待つことになるし、遅い方は無理して速く歩いたり相手に悪いなという気持ちになる。その辺りを遠慮せずに同行できるのは夫婦でないと難しいということだろうか。二人連れでも常に一緒に歩くことはせず、一定地点までそれぞれのスピードで歩いて待ち合わせる夫婦もいる。
歩き遍路の多くは自由に歩くことを好むので、歩いているうちに知り合いになっても一人で歩く人が多い。私の場合も休憩所などで一緒になっても、ほとんどの場合はどちらかが先に行くことが多かった。

なはりからは海沿いイコール遍路道沿いに土佐くろしお鉄道が通っており、ときおりかわいい電車が走るのを見ることができる。

土佐くろしお鉄道の電車

昼は久しぶりに飲食店に入り、日替わりの野菜炒め定食をいただく。快調なペースのため前日に続いて14時に本日の宿であるホテルタマイに着いてしまう。足の調子を考慮して短めの設定にしていたが、足が回復してからは1日25キロくらいだと早く着きすぎてしまうので、この後は30数キロ程度先の宿を予約することにする。ホテルは安芸の市街地にあり、夕食の下見も兼ねて1時間ほど安芸駅前近辺を散策。居酒屋に行くか迷ったが、和食+ビール and 焼酎 or 日本酒というパターンを変えてたまにはワインをと思い、ファミマでワインとそれに合うつまみを購入してホテルの部屋で晩酌。ここ3日はホテル利用なので他のお遍路と話す機会が少なくつまらない。

安芸駅前

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