四国八十八か所歩き遍路14日目　(ホテルタマイ – 大日寺 – 遊庵)

大雨の中、素晴らしい宿へ

朝から終日大雨。ここまで割と天気に恵まれて腕や顔は結構日焼けした。終日大雨なのは10日ぶりだ。あるサイトでお遍路で一番気持ちいい道と言われていた自転車道路を進む。確かに車も気にせずに歩け、晴れていたら気持ち良さそうな海沿いの道だろう。大雨の中で車が横をバンバン走る道を歩くのはしんどいので、そういう意味では今日この道で良かったのかもしれない。若い外国人女性を抜く際に挨拶するが、気が付かなかったのか無視される。彼女にはこの後の道、28番礼所、翌日の29番礼所、ひろめ市場、高知城そばの芝生で見かけたがいつも無表情な顔をしていた。 11時過ぎに事前にチェックしていたラーメン屋に行くと幸い開いており、結構な入り。味噌野菜ラーメンが雨で冷えた体にありがたい。

今日の宿は予約する際に15時までは入れないと言われていたが、このペースだと早く着いてしまいそう。そこで、ダイソーに寄ってこの先の山登りで使いそうな100円ゴム手袋やだいぶ減ってきたスナックを補充する。
28番礼所大日寺に到着。4番、13番に続き大日寺というお寺は3つ目である。参拝が終わってもまだ14時15分。相変わらず雨は激しく、境内の休憩所でお接待のコーヒー飲んだりで時間潰し。萩森リストという有名な安宿リストが納経場に置いてあったのでいただく。

大日寺を出てすぐの宿を目指す。少し迷ったが途中何度か見かけた傘をさした年配の方と場所を確認しあってチェックイン。今日の宿は遊庵で、福島の女性からまた聞きした先達さんお勧めの宿の一つ。4,500円と安いがお接待で美味しい2食が付いている。水やスキンケアグッズが無料で使えたり、ペンション風の綺麗な庭もあったり、ご主人夫婦も感じ良く、確かに素晴らしいお宿。一緒に入った年配の方は間違えて明日の予約をしていたようだが入れてもらっていた。同宿は他にお遍路8回目の年配の方、国籍不明の若い女性二人組。夕食はお遍路宿には珍しいペンション風の洋食がありがたい。