四国八十八か所歩き遍路31日目 (道後友輪荘 – 太山寺 – 圓明寺 – 海辺のお宿 巡る)

四国お遍路2024年春

松山を出て海辺のお宿へ

お遍路宿ではないので宿の朝食は7時半と遅く、8時過ぎに出発。ダイソーの開店と同時に線香、ロウソクを買って補充する。100均ではいつもついついスナック類など余計なものを買ってしまうが残り日数も限られてきたので他の買い物は控える。52番礼所太山寺で、一昨日の宿で一緒だった2人に別々に会う。博多の人は先に来ていて門前ですれ違う。栃木の人は今日で今回の区切り打ちは終了だそう。

太山寺から30分ほど歩き、53番礼所園明寺に到着。ここからは松山市内を出て海沿いの道へ。

途中、以前早坂暁脚本、桃井かおり主演でNHKでドラマになった花へんろの舞台の北条を通る。

終日曇りで歩きやすいが、海はどんよりとして綺麗に見えない。コンビニでワッフルとコーヒーを買い、常備のミニポテチと一緒にコンビニの外のベンチで簡単な昼食を食べているとタバコを吸いに来た愛媛在住の人に声かけられ、しばらく雑談する。その間に博多の人も来る。52番礼所を自分が出る時に私が入ってきたのに、いつの間に追い越されたかと悔しそう。松山を出る道は複数あるので別の道で抜いたのだろう。今日もこの人と同じ宿である。

宿の少し手前は鎌大師のあるちょっとした峠があり、本日の宿がある浅海の街と瀬戸内海が臨めるが、相変わらずどんよりしている。

峠から臨む浅海の町

本日の宿である海辺のお宿 巡るには15時20分頃到着。古民家をリフォームしており、中は綺麗。ご夫妻は感じが良く、細部に気が利いており、インテリアや備品にもセンスが感じられる。お遍路ナンバーワンの宿と言って良い。16時ころに博多の人到着。先に風呂入ってすみません。
夕食は最初別のテーブルだったが同じテーブルにしてもらい、また、いろいろ話す。お遍路も終盤にかかってきて、お遍路同士の話題にあがるのは、いつお遍路を終えるか、88番礼所を打った後にどうするかという話題が多くなった。ゴールデンウィークにかかると宿が混んでいることもあり、私は1日の行程を長めにして、あと10日の4月30日に結願する予定。また、88の点を繋ぐ円にするのと1番礼所にお礼参りする意味で、結願後に1番礼所まで戻る人も多いが、私は結願の後は高野山にお礼参りに行くことにした。
料理は普通の家庭料理だが美味しかった。

海辺のお宿巡るの夕食

コメント

タイトルとURLをコピーしました