四国八十八か所歩き遍路35日目 (蔦廼家 – 三角寺 – 民宿岡田)

四国お遍路2024年春

5日続きの雨の中レジェンド旅館へ

今日で5日続きの雨の中、宿を出る。今日の礼所は18キロ先。朝歩いていると後ろから外国人女性が来る。どこからと聞くと、英語でベルジンと聞こえたのでベイジン(北京)?と聞き直すと日本人向けにベルギーと言ってくれた。お遍路で初めてのベルギー人、勉強になりました。大きなザックの割に健脚で、足が復調してからはほぼ初めて追い抜かれた気がする。

健脚のベルギー女性

途中のファミマでタバコ休憩しようとベンチに行くと別のお遍路さんが先着。何度も廻っているらしく全て野宿とのこと。雨続きで洗濯が溜まって困っているそう。とても穏やかでどこか浮世離れした雰囲気の方だった。
次の礼所の手前から今日の宿まで全く店無さそうなので、ローソンで水とおにぎり弁当買う。何かのキャンペーンでお茶のペットボトルをサービスされる。ありがたいが、重い。。。65番礼所三角寺到着。境内で弁当を食べる。3日前に会ったスイス人女性を見かけて挨拶したが、歩き始めてからずっと伸ばしていた髭を一昨日剃ったので気がつかれなかったか。

三角寺

今日は30キロの行程なので、最近のペースだと15時前に着くかと思っていたが雨と後半の坂道でペース上がらず。最後の6キロくらいは雨も小降りになったこともありハイペースで行き、15時45分に民宿岡田に着く。途中わかりづらい箇所に民宿手作りの案内が置かれておりありがたかった。ほぼ同時に着いた中年女性はここの予約が取れず、民宿岡田さんに紹介された宿の迎えの車をここで待つらしい。おそらく遍路宿で最も有名な宿で周りに宿が少ないため、予約を取りずらいようで、ひと月前に予約必要と何人かのお遍路仲間から言われたが、私はたまたまなのか10日前で予約が取れた。中年女性からは、私も泊まりたかったと羨ましがられる。

民宿岡田

こちらの宿はお遍路界のレジェンドである95才の岡田さんが営む宿。夕食は2人と一緒。一人は歩き遍路には珍しい31才の日本人女性だが、この人は必要最小限以外のことは喋らない。旅好きという感じでは無く、何かを変えたいのか何かの供養なのかもしれない。もう1人は同年代でお遍路三度目の男性。95才のご主人はご飯つぎ担当として同席し、66番と67番への道順や見どころなどを写真や手書き地図で説明いただく。ありがとうございます。

雲辺寺への詳しい道順
観音寺方面の見どころ、間違えやすい道の説明

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