毛虫と雨にめげず、最後の宿へ
朝、管理人のおばさん来て、1階の共用スペースにおにぎりとパンが置いてあるから一つずつ持っていってというありがたいお言葉。ありがたく朝食としていただく。
高松市内から東へ向かい、屋島を登る。昨日あたりから山道では多くの毛虫(蓑虫?)が垂れており、ぼっとしていると顔にあたるので注意してトレッキングポールで前を払いながら歩く。屋島の頂上にある83番礼所屋島寺に到着。屋島の山頂は靄っており絶景はまったく見れず.
屋島を降りて次の礼所に行く間にはうどんの有名店が2軒あるが、ゴールデンウイークでもあり、11時前なのにどちらも長蛇の列。一方の店は100台以上の車が入る広大な駐車場があり1日4,000人来るらしい。観光客に紛れて並ぶ気にもならないので、そのまま坂を登り、次の礼所手前のケーブル乗り場近くで天ぷらそばとおでんを食べる。
さらに坂を登り85番礼所八栗寺を打つ。
八栗寺から坂を降り、瀬戸内海沿いの道をしばらく進み、86番礼所志度寺を打つ。境内は樹々が多く、新緑が綺麗だった。
志度寺からは海を離れ南下し、7キロほど歩き87番礼所長尾寺を打つ。いよいよラス前である。昼からずっと小雨模様だったが、雨が強くなる。
長尾寺からすぐのところにある宿inn Tek-Tekに4時ちょうどに入る。今までのお遍路宿と違い、ドミトリーもあるゲストハウス。個室は3畳の部屋しか空いておらず、部屋のほとんどのスペースをベッドが占めるが、建物は新しく、共用スペースは広い。コーヒーなども無料。珍しく廻りには店も多く、コンビニでビールを、ほっともっとで全部載せのり弁当とサラダを買って共用スペースで夕食。
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